6月は第37回定期演奏会の魅力を各セクションよりお届けします♫
トップバッターは金管楽器について我らフィロのブレーン、遠藤セクションリーダーに語っていただきました(^ ^)
37回定期 金管楽器の魅力
金管楽器が未発達だった18世紀、天才モーツァルトはごくわずかな音の組み合わせだ
けでラッパを輝くように響かせました。
19世紀以降、金管楽器は旋律を吹けるように改良されました。
ラフの交響曲では、トロンボーンも加えた金管楽器が、時に爽やかに、時に荘重に歌い、オーケストラの色彩に深みを加えます。
また、スークの故郷チェコの金管奏者たちは、癖のある独特な吹き方をします。
スークの交響曲は、そうしたチェコの金管らしい、情熱的で豪放な歌の魅力にあふれています。
(金管セクションリーダー・遠藤啓輔)
次回は若きクラリネット吹きやまたくが木管楽器編で語りますーお楽しみに♫