2017年06月21日

サマーセット・ラプソディ/ホルストについて

結構前のことなんですが、サマーセット・ラプソディの練習の時に、滝本先生がこの曲のイメージについて仰っていたことが、私の中でとてもお気に入りなので、演奏会前にみなさんにも広めてみます◎

まずは冒頭(Sheep Shearing Song)。
オーボエの憂うようなメロディ。これは吟遊詩人が旅をしながら竪琴を片手に歌っているのだと。
そこにこどもがやってきて、「昔話をしてあげよう」と吟遊詩人はこどもに語りはじめます。

・力強い音楽(High Germany)。
あるところにたくましい青年がおりました。
青年は足を踏み鳴らしながらたくましく踊ります。

・同じメロディで今度は高らかで軽やかな音楽に。(High Germany)
青年に答えて、女性が踊ります。
そして2人は恋に落ちました。

・美しくも切ないメロディ(The True Lover's Farewell)
結ばれた2人はしかし、戦争によって引き裂かれることに…。
青年は愛する人を置いて戦地へ行ってしまい、戻ってくることはなかったのでした。

・転調して元のメロディに戻る(High Germany)
楽しいこともつらいこともあるけど、時は流れていきます。
人生とはそういうものなのです。

・冒頭の音楽に戻る(Sheep Shearing Song)
吟遊詩人のお話はここで終わり。こどもは「おじちゃん、お話ありがとー!」と言って帰っていきます。
吟遊詩人もまた歌いながら去っていくのでした。

この情景を思い描きながらこの曲を聴くと、なんとも言えない気持ちになるのです。
ぜひ、みなさまも当日足をお運びいただきましたら、この情景を感じてみてください(*^ ^*)
posted by ちぇろぱんだ at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽談義 | 更新情報をチェックする

2015年06月13日

*第37回定期演奏会の魅力について~弦楽器編~*

演奏会魅力シリーズ第3弾!!
今日は弦楽器! いっきまっすよー!!!
弦楽器のマドンナ、当団自慢のコンミスに語っていただきました♪

当団団長率いる弦楽器パートは、百戦錬磨のおじさま方から、ぴちぴちの女子大生まで、
バラエティー豊かなメンバーで構成されています。

今回のプログラムでは、弦楽器ならではの美しいメロディーが各パートにてんこ盛り!
美しい音をお客様に届けられるよう、各パート心をひとつにするべく、日々精進しております。

今回は特に、いつもハーモニーを豊かにしてくれる2ndバイオリンとビオラがスークで大活躍します。
ぜひご注目(耳?)ください。

そんな弦楽器、ヴィオラを筆頭に、バイオリン、チェロで団員を大大大募集中です。
ぜひ私たちとフィロムジカでオーケストラを楽しみましょう♪

6月28日は、少しでもみなさまに「良い曲だな」と興味を持って頂けるような、楽しい演奏ができるよう、
私たちも楽しみたいと思います!

ぜひ長岡京へいらしてください♪


さて、いよいよ本番もあと2週間後に迫ってまいりました!
明日も練習がんばるどー!
posted by ちぇろぱんだ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽談義 | 更新情報をチェックする

2015年06月06日

*第37会定期演奏会の魅力について〜木管編〜*

週末ですね♡
土曜日がっつり?仕事してきましたブログ担当でございます!

明日の練習の前に、、、演奏会魅力シリーズ(勝手にシリーズ化)第2弾!!!

クラリネットやまたくいってみよー!!

 今回は、ブログ担当に"未知の領域"と言わせしめる、木管セクションの紹介です。

メンバーの約8割が女性団員で構成されているフィロの木管セクション、練習前後や休憩時間は常にキャピキャピ和気あいあいとしています。なのに、一度楽器を構えると!難しいことも簡単にやってのけてしまう程、皆さん非常にお上手なのです。

そんな木管セクションが今回の演奏会で特に活躍するのは、ラフの2番の3楽章と、スークの1番の2楽章です。

ラフの2番の3楽章では、その中間部にご注目ください。きっと"え…?いま何拍子の曲?でも楽しそう!"ってなる不思議なポイントがあります。木管セクションのアンサンブル力の見せ所です!

スークの1番は、全般的にそうですが、特に2楽章で、個々人の音色や技がキラリと光ります!要注目です(☆∀☆)

木管セクションの活躍が見られる京都フィロムジカ管弦楽団第37回定期演奏会は22日後です!
読者の皆様方のご来場を、心よりお待ちしております!!

次はみなさんお待ちかね?弦楽器についてお届けいたします(^ ^)

Byやまたく
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posted by 京都フィロムジカ管弦楽団 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽談義 | 更新情報をチェックする