2022年07月25日

練習(7月17日)と歴史散歩(7月18日)

祇園祭が本格的に賑わい、練習会場の京都芸術センターに辿り着くのも一苦労。
目の前に会場が見えているのになかなか着けませんでした。

今回ついにアイヴズを練習しました。初見大会というやつです。
楽譜をざっと見た感じそこまで難しくない印象でしたが、いざ合奏で弾いてみた感触としても、わりとなんとかなりそうな気がしました。
綺麗な曲です。
アイヴズのチェロパートには今回ソロがありますが、人が揃わずずっとソロでした。ゼロではなくて良かったです。

リルバーンは早くも通し練習をしました。4分の7拍子の部分にも慣れてきて、この時期としてはそれなりの仕上がりだったのではないでしょうか。
4分の7拍子は油断すると思いっきりずれてしまうので、本番まで気を引き締めていかなければなりません。

やはりというか、難しめなのはシベリウスです。しかし何度か練習をして、自分の中の難所が浮き彫りになってきました。
寒い北欧の作曲家なので、本番の12月に近づくにつれオーケストラのクオリティも上がってくることでしょう。
リルバーンはニュージーランドの人のようですが、ニュージーランドも寒い日は寒いはずです。

☀☀☀

明くる日は遠藤博士主催の古墳群をめぐる歴史散歩がありました。
10名ほどの参加者でしたが、終始楽しい時間でした。
今回の集合場所の大阪府柏原市は京都市からはなかなか遠く、着くまでに2,3回まったく同じ景色を車窓から見た気がしました。
心配していた天気にも恵まれ、雨も10粒ほどしか降りませんでした。

古墳群は、われわれ素人が見ると、ただの穴のようだったり、ただの小高い丘のようだったりします。しかし遠藤博士の解説があると、そこに歴史が浮かび上がります。おそらく博士の目には全くちがう情景がそこに見えているのでしょう。
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ミミズが這った跡のようなものも、見る人が見れば真理を解き明かす古代文字に見えます。
オタマジャクシの羅列のようなものも、見る人が見れば人の心を動かす音符に見えます。
実際に解き明かせるか、心動かせるかは努力次第。
出来なければミミズのまま。
オタマジャクシのまま。
12月本番にオタマジャクシたちがいなくなるよう、みんなで頑張りましょう。

チェロ HTNでした。
posted by 京都フィロムジカ管弦楽団 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習風景 | 更新情報をチェックする

2022年07月15日

選曲絞込会議と練習(2022.7.10)

ブログは、毎週1回、団員持ち回りで書いていこうと思います。
今週はCb のNです。

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先週に引き続き、京都芸術センターで練習です🎵
四条烏丸界隈には鉾が建ち始め、少しずつ賑わってきました。
フィロムジカは9月末まで京都芸術センターで練習予定ですが、来週はちょうど山鉾巡行日…みんな練習会場に辿り着けるのでしょうか…
今から心配です。

午前中は選曲絞込会議でした。
49回定演が終わり、50回記念公演への練習がスタートした矢先ですが、51回定演のことも考えていく時期です。
団員から演奏したい曲を募りましたが、流石フィロムジカです。聞いたことの無い作曲家がずらりと並んでいます…
全て演奏出来る機会があれば良いのですが、編成や難易度など演奏が難しい曲は、この絞込会議で除外していきます。
最終的に残った曲から投票をしますが、それはまた後日です。51回定演もきっと知られざる名曲をお届け出来ると思いますので、皆さん楽しみにしていてくださいね!

午後は前回に引き続き、ドライスデール序曲(リルバーン)とクリスティアン2世(組曲版)(シベリウス)の練習です。
まだ曲に馴染めず、落ちたり迷子になることもしばしばありますが、4/7拍子には少し慣れてきました。まだまだ序盤なので手探りの練習ですが、しっかり練習を重ねて行こうと思います!

明日から3連休が始まりますね!
冒頭にも書いた通り、17日には練習があります。そして翌18日はフィロムジカ恒例のお楽しみ企画「歴史散歩」も開催予定です!
充実した3連休が過ごせそうな予感です!

皆さんも楽しい3連休をお過ごしください~😃
posted by よこぶえ at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習風景 | 更新情報をチェックする

2022年07月04日

第50回記念定期演奏会に向けて始動!( 2022.07.04)

久々の更新です。

祇園祭の山鉾巡行が3年ぶりに開催されるというニュース。
日常が戻ってきた感じがしますね。

京都フィロムジカ管弦楽団は、先々週の6月19日に第49回定期演奏会が終了しました。
柴愛先生の指揮でボロディン交響曲第1番、グノー交響曲第2番、エルガー序曲「フロワサール」という、フィロらしいプログラムでの開催でした。今回も難しい曲ばかりでしたが、本番前日の練習からゲネプロ、本番までの集中力と柴先生の熱い思いの相乗効果でしょうか。
本番は一番良い演奏となりました。お客さまにも喜んでいただけたようで、ホッとしています。

そんな熱い日から2週間。

フィロは50回という節目の演奏会に向けて、あらたなスタートを切りました!
まずは総会。
毎回2時間くらいかけて会計報告や演奏会の報告、反省、今後に向けてなどの話し合いを行いました。その後は恒例の初見大会です。

50回の曲で最初に演奏するのはリルバーンのドライスデール序曲です。
リルバーン、ご存知ですか?私は今回初めて聞きました。
ニュージーランドの作曲家だそうです。
フィロで取り上げるのは2回目なんですって。
この日は初見大会ですからね。音を間違えても、リズムを間違えても、落ちても、とにかくざっと通してみます。
まぁ止まりますけどね。
この曲には途中4/7拍子がありました。

次はシベリウスのクリスティアン2世(組曲版)。
シベリウスは知っていますよ。フィンランディアは有名ですよね。
でもクリスティアン2世は知らないです。
5つの曲からなる組曲版を演奏します。
2曲目が弦楽、3曲目は弦楽+クラリネット、ファゴットのみです。
予想通り、難しいです。

最後はアイヴズ交響曲2番。
こちらはレンタル譜面。アメリカから取り寄せのため、まだ楽譜が手元にありません。
ということで、今日はこちらはやりませんでした。

リルバーンとシベリウスとアイヴズ。
ニュージーランドとフィンランドとアメリカの作曲家。

ちょっと聞いてみたくなりませんか?

FlのKでした。

posted by よこぶえ at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習風景 | 更新情報をチェックする