ふぃろの愉快な仲間たち*\(^o^)/*
5回目はトランペットから遠藤さん◎
団内指揮や、ブログのコンサート日記、ふぃろ恒例企画の歴史散歩主宰などなど、多方面からふぃろを支えてくださる大黒柱です♪
♬いつからトランペットやってる?
→ 始めたのは小学4年の鼓笛隊なので、36年前ですね。所々でブランクがありますが、1995年に池田俊先生に師事してからはずっと継続しています。
♬トランペットを始めたきっかけは?
→ やはり鼓笛隊の花形はトランペットなので
♬フィロ歴何年? フィロに入ったきっかけは?
→ 1996年3月の創立以来、ずっと続けています。だからフィロ歴は23年かな。人生のちょうど半分をフィロムジカと過ごしたことになるね。
通っていた大学には吹奏楽団しかなかったので、アマチュアの管弦楽団を探していたところ、フィロムジカという楽団を新しく作るというチラシを受け取りました。創立者の小林香(現在は舞台演出家として活躍しています)が「あまり演奏されない曲を積極的に取り上げる楽団にしたい。例えばヒンデミットであれば『画家マチス』以外の曲を敢えてやるような。」と語ったのに共感して入団を決めました。
♬トランペットのここが好き!
→ 金管楽器の中で、ホルンは森(あるいは自然)の声、トロンボーンは神の声を代弁するのに対し、トランペットは人間の声を代弁している、と思っています。そのため、平素はリズムの補強ばかりしているのに、ここぞという重要な場面ではファンファーレや讃美歌風の旋律など人間感情に直接訴えかける役割を任されます。リズムという音楽の骨格を存分に楽しみつつ、作曲者が一番訴えかけたい言葉を叫ぶこともできる。作品の面白さを一番味わうことができる楽器だと思います。
♬トランペットのここが難点!
→ なんといっても唇が疲れると音が出なくなること。疲れにくい吹き方も重要なテクニックではあるけど、やはり限界はあります。本番直前は、疲れないように練習をうまくサボることも重要です。
それから、ちょっとした気持ちの乱れが失敗につながるのも難点ですね。トランペット奏者は概して尊大に見えるけど、これは自己暗示をかけているだけです。本当は傷つきやすい繊細な人間が多いと思いますよ。
♬リムスキーとドヴォ、それぞれの曲のお気に入りの場所や、聞きどころを教えて!
→ リムスキーコルサコフはオーケストレイションの名手だけあって、トランペットならではの張りがあってはっきりとした音色を効果的に使っています。ホルンともトロンボーンとも違う、トランペットだけの動きが場面転換で重要な働きをします。
ドヴォジャークは信仰心の篤い人だということがトランペットの使い方からもわかりますね。天使が吹くラッパをイメージしたような部分があるほか、教会の鐘の音をトランペットで模倣したのではないか、と思われる個所もあります。
♬12月の定演、意気込みをどうぞ!
→ 僕はとにかく芸術を理屈で理解しようと思っているけど、そうは言ってもその理屈に最終的に生命を与えるのは、やはり情熱。最後まで情熱を燃やし続けながら、作品を楽しみたい、楽しんでもらいたい。
♬次のアンサーをトロンボーン団員の中から指名してください。
→ ではヴェテランつながりでHMさん。
お写真は遠藤さんの相棒のベストショットです◎
ちなみにタイトルは、「所有楽器の4分の1」。
なんと、お家にもっとたくさんのいろんな子がいるようです!