2019年05月31日

京都フィロムジカ入門

私が京都フィロムジカ管弦楽団に入ったのは、2000年の5月。
ちょうど今から19年前、まだギリギリ20代でした。
長く楽しかった学生時代が終わり、後ろ髪引かれ社会人として地元の京都に帰ってから2年目の春。
少しは余裕も出て、またオーケストラやろかなと思いたち、見学希望のメールを出したのがそもそもの始まりです。
京都フィロムジカだったのには、理由が2つある。
1つはヤフーで“京都 アマオケ”で検索したところ、検索結果の上位にあった。
そしてもう一つは、所属していた学生オケで常任指揮者だった池田俊先生が指揮された事があり、フィロムジカというオケの名前をお聞きしていたからでした。
その頃は既に学生ではなく、OBで大学オケに賛助出演していたのですが、「京都におるんやったら、京都フィロムジカに入ったらいい。僕の弟子もいるんだよ。」と。
それから先生とは、ニールセンやラロ、ラフ、スーク、そして、昨年12月の第44回ブルックナ5番と演奏をご一緒させて頂きました。
そんな学生時代からのご縁もあり、入る事になった京都フィロムジカ管弦楽団ですが、

1.「知られざる傑作」として、あまり演奏されない作品を 積極的に取り上げる。

2.二年に一回、目標となる演奏会を開催する。それまでの定期演奏会の選曲は目標となる演奏会のメイン曲を考慮して行う。

3.二年に一曲は、定期演奏会で邦人作曲家の作品を取り上げる。

というコンセプトで活動を行なっています。
ちょっと演奏するのに努力が要りますけど、それに見合う楽しみは沢山あります。
ジビエ料理な感じと私は思っています。
もちろん、牛、豚、鶏も美味しいですから、知られすぎの名曲だって演奏しますよ。
ジビエだけじゃない。
メニュー豊富な京都フィロムジカ管弦楽団です。
団員も個性派ぞろいで楽しい人達ばかり。
一度、楽器持って遊びに来てください。
団員がもっと増えて、このフィロムジカを充実させて行きたい。
それが今一番、私、団長の思いです。
posted by ちぇろぱんだ at 12:13| Comment(0) | その他 | 更新情報をチェックする
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