2022年12月20日

50回記念演奏会終了・弦楽器奏者大募集!(2022.12.20)

先日12月18日(日),京都フィロムジカ管弦楽団 第50回記念演奏会は無事盛況に開催することが出来ました。
記録に残る素晴らしい演奏会になりました。
ご関係者の皆様,本当にありがとうございました。

そんな演奏会が終わって間無しにする話ではないのですが,京都フィロムジカは弦楽器の団員ご非常少ないです。
バイオリンとビオラとコントラバス。
もう団員募集なんて悠長な事言ってる場合ではないのです。

オーケストラでバイオリン,ビオラ,コントラバスを夢中になって弾かれていた方,
コンサートマスターをされたことがある方,
こだわりの強い方,
どんな曲,楽譜も楽しんで弾くことが出来る方。

助けてください!!
普通にdivの練習が出来る弦楽セクションにしないと、フィロムジカの未来は暗いです。
京都フィロムジカ管弦楽団は,バイオリン奏車,ビオラ奏者,コントラバス奏者を探し求めております。
Vc T
posted by 京都フィロムジカ管弦楽団 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏会の様子&アフター | 更新情報をチェックする

2022年12月12日

演奏会まで残り...(2022.12.12)

1週間、を切りました!?
昨日は前日練習を残して最後の合奏練習。
テンポの変化や全体のバランス確認を中心に行いました。正に最終調整という感じ。
残り時間のなさに次第に焦りを感じてきた私。(遅い!)
本番までにできることをやりたいと思うが、体調にも気をつけつつ、週末に向けてコンディションを整えていきたいと思います。

そうそう。
一昨日の土曜日は会場近くの地域で演奏会チラシのポスティングを行いました。付近にお住まいの方は見てくださったでしょうか。
そういえばポストに入ってたなーフィロムジカのチラシ見かけたよっていう方、是非12月18日に栗東芸術文化会館さきらまで足を運んでもらえると嬉しいです。
(ob.N)

posted by 京都フィロムジカ管弦楽団 at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習風景 | 更新情報をチェックする

2022年12月04日

シベリウスとティコの超新星(2022.12.04)

今回の演目のシベリウス「クリスティアン2世」組曲は、16世紀のデンマーク国王クリスチャン2世を題材とした劇付随音楽です。実在のクリスチャン2世は、一説によるとかなりの邪智暴虐な王様だったようですが、その頃日本でも戦国武将たちが血腥い争いを繰り広げていたことを思うと、洋の東西を問わず相通ずる時代相というものがあったのかもしれません。シベリウスの組曲で言うと、終曲の「バラード」はそうした荒々しい時代の雰囲気をよく表現していると思います。

ところでクリスチャン2世の存命中に、同じデンマークでティコ・ブラーエという著名な天文学者が生まれています。彼は現代物理学の礎を築いた巨人の一人ですが、デンマークの有力貴族でもあり、デンマーク王室の庇護のもと研究を進めていたようです。デンマーク国王一族とも面識があったはずですが、クリスチャン2世は彼が23歳の時に没しているため(また晩年クリスチャン2世は幽閉されていたらしいので)、本人と直接対面する機会があったかどうかは不明です。

ティコ・ブラーエは、1572年にカシオペア座の方角で、金星ほどにも明るく輝く新星を観測しています。これは天空は永劫不変であるという当時の世界観を覆す大発見でした。この新星ですが、現在の研究により星が一生の最期に爆発した姿だったことが判明しています。これをティコの超新星と呼び、今年は爆発から450周年の節目の年に当たります。

ティコの超新星を現代の望遠鏡で観測すると、爆発した星の残骸が飛散して膨張していく様子を、今でもはっきりと捉えることができます。実はティコの超新星は私の研究対象でもあって、つい先日ちょっとした発見があったので記者発表を行いました。まさか自分の研究対象が、自分の演奏する曲とこんなふうに繋がるとは思っても見ませんでした。面白い巡り合わせだと感じています。

超新星爆発のガス加熱確認 残骸を動画化 京都大

画像はこの間の皆既月食の(失敗)写真です。観測の鬼だったティコ・ブラーエを見習いたいと思いました。
IMG_1129.jpg

(チェロ U)
posted by 京都フィロムジカ管弦楽団 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっとしたつぶやき | 更新情報をチェックする